”愛してる”という言葉がまだなかった時代。
この国では 変わりに”月が綺麗ですね”という言葉を使って
その胸に秘めた深い想いを表現していたと どっかの誰かが書いた本で
オレは知った。
”愛してる”
そう貴方に告げることが出来ない今のオレにとって それは
行き場の無い気持ちの捌け口となり得る
たった一つの救いみたいに思えた。
・・・よかった。
オレ、まだ生きていられる。
心臓・・・・・壊れずに、済む。
10代目(あのひと)をまだ
好きでいられる。
よかった・・・・
この命が尽きる最期の一瞬まで
貴方を愛すことが出来て・・・
星月夜
「うわぁ〜、・・・さむっ!」
悴んだ手を擦りながら 10代目は オレの一歩前を歩いて
肩を小さく竦めながら マフラーに顔を埋めて、早歩きで家路についていた。
オレは一歩遅れた歩調で 前をてくてく歩く 10代目のふわふわ
した髪をずっと眺めながら ポカポカに温まる気持ちを抱えて
同じく家路についていたのだった。
不意に、後ろへと振り返る10代目の瞳が、零れそうなくらい揺れる。
それは空に広がる星屑よりも鮮明で、可憐な姿だった。
心臓が、ズキンと鈍い痛みを催す。
こんなとき 胸が決まって痛み出すのだ。
貴方が恋しくて、狂おしくて。
胸が悲鳴をあげているのだ。・・・言葉にしてしまいそうに、なる。
貴方を心から、愛していると。
「・・どうしました?」
静寂の中、貴方へと呼びかける。
10代目はじっとオレを見つめながら 吐息を空へと舞い上がらせる。
優しく、透明なその瞳で。薄っすらと 寒さに頬を赤らめながら、ゆっくりと。
「獄寺くん・・・寒くない?」
声音がマフラーに掬い上げられて、少しだけ籠る。
でもオレにはちゃんと届いた言葉。
10代目の言葉を、一つも聞き逃したくなくて
オレはいつだって 聞き耳を立てている。
貴方だから。・・・・貴方だけに。
「・・・・・はい!寒くないっス・・!!」
オレはいつものように ニカッ、と10代目へと微笑んでみせた。
多分10代目は、気にされているんだ。
補習にオレをつき合わせて、こんな時間になってしまったことに。
冬の夜は・・・冷えるから。
あぁ、10代目。
なんて、お優しい心遣い。
オレは自分のボスの懐の深さと 慈悲深い慈しみに
感動しながら 10代目の顔を見つめ返していた。
すると、突然10代目が オレに歩み寄ってきたではないか。
急に縮まったオレ達の距離に オレは動揺するしかなかった。
・・こんなとき、平然といられたら どんなにいいだろう。
どうしてもそう思えてしまうのは多分
オレが、この人に浅ましい感情を
抱いてしまったせいだと想った。
「ーーー・・・獄寺くんは・・・いつも優しい嘘ばかり吐くね」
控えめに、そしてどこか寂しく響き渡った
貴方の声が
オレの鼓膜を震わせて
心の奥に突き刺さる。
困ったように微笑んだ、貴方の顔が月明りに照らされて
・・・・燦然と輝く。
そうして 放たれたその言葉と一緒に
確かに感じる ぬくもりが、オレの首もとへと触れて
・・深く、深く 染み渡っていく。
「ほんとは寒いだろ?・・鼻の頭、真っ赤だよ」
10代目は そう口にして、オレにオレンジ色のマフラーを
かけてくれた。つい先ほどまで、貴方が顔を埋めていた それを。
「・・・・・・・・・・・・じゅうだいめ」
オレがマフラーしてなかったことを
気にかけて下さったんだ、な。
言い知れぬ想いが オレの胸を締め付ける。
目の前に佇む貴方の肩が 僅かに震えている。
・・・・本当は貴方も寒いのだ。
寒いのに、−−−−貴方はオレに
マフラーをかけてくれる。
寒いのに・・・・
貴方は平然とオレの前で平気なフリをしてくれている。
10代目。
優しい嘘ばかり吐くのは、貴方の方です。
心臓が、壊れそうなくらいに 軋んだ。
恋心に、この切なさに、胸が潰れそうだった。
オレは、曖昧な笑顔しか 作れないでいた。
こんなとき どうすればいいか・・まるでわからなかった。
そんなオレに、貴方は。
「獄寺くん・・・・。本当のこと、もっと ちゃんと言っていいんだよ?
君とは・・・こうして いつまでも同じ場所に立っていたいから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「これから、・・・長い付き合いになるんだから」
貴方の。
貴方のその優しい言葉を聴いて
オレは
・・・・今度こそ、言ってしまいそうになる。
10代目がオレをこの先もずっと傍に置いてくれる気でいることに・・
一緒にいることを許されたことに
オレの心は咽び泣いている。
ただ、貴方が好きで ・・・好きで
切なくなる。
・・・哀しくなる。
胸に抱いた この気持ちを
大事にしてやれない自分が ・・あまりに無力で。
ちっぽけで。
オレは 熱くなる目頭に気づかれたくなくて
ふと、空を仰いだ。
そして、一言 あの人に 密かな想いを告げる。
たった一つの オレの逃げ道。
「・・・・・10代目、・・・・・月が・・・・・
月が綺麗ですね・・・・・・・」
はく、吐息の白さに 貴方がくれた温もりに
オレは救われる想いで呟いた その言葉。
オレなりの、”愛してる”。
10代目は 空を仰ぐオレの顔を一瞬見たあと、
自分も同じように 冬の夜空を見上げた。
散らばる星屑。丁度真ん中に 真ん丸く
光る金色の月。眩しく煌く その中心。
乾いた空気に 染み入る、貴方の声が光を帯びて
この空気すら温めるようだった。
「うん・・・・そうだねーーーーー」
届いた その一言に、心は軋む。
まるで
”おれもだよ”
そう云われている気がして、胸はつまった。
静かに、静かにオレは俯く。
あの人に気づかれないように。
そっと瞳を閉じて、噛み締める。
・・・・・今のオレには
充分過ぎるほどの言葉だと想った。
+++
「帰りましょう、10代目」
そう、声をかけたオレに
貴方は ゆっくりと顔をあげて こちらに視線を彷徨わせた。
「獄寺くん!−−−・・先に帰ってていいっていったのに」
「はい、そういわれました。
・・でも一緒に帰りたかったので、待たせて貰いました!」
オレは軽くお辞儀をして 10代目に目線を合わせた。
すると10代目は 目を丸くしたあと、苦笑を漏らして
”そっか・・・・・ありがとう”
と小さく呟いた。
そうしてオレ達は 既に他生徒が一人も残っていない
図書室を後にしたのだった。
「随分頑張って 勉強されてたんですね・・すごいっス!!」
帰り道、オレは努力家の10代目を褒め称えた。
いつかの帰り道のように 辺りは真っ暗で、星がキラキラと空で光っている夜道、だった。
あのときに似ている。
・・ただ一点を除いては。
「・・・別に凄くないよ。もう、補習受けたくないだけ」
声色から 少し疲れがみえる。
10代目は相変わらず早足で オレの一歩前を歩く。
貴方の影が 夜道に浮かび上がっては消えた。
その小さな影を 踏まないように歩く。
どんなものでも 貴方から生まれるものならば
オレは守りたい。 そう想ったからだ。
「何の教科を勉強されてたんスか?」
「ん・・?国語。」
「国語っスか・・・・・」
別に出来なくはないが・・・得意というほどでもない。
母国が違うせいか やはり日本人と感覚や感性にズレが生じる。
正直 あまり進んで教えられる教科ではない。
本当は役に立ちたかった自分だが、微妙に自信がない教科を
10代目から告げられて、少しだけ苦笑いを浮かべた。
10代目は それに気づいたのか、明るく 気にした風でもなく
オレへと言葉を投げかけた。
「大丈夫!ちゃんと一人で勉強できたから。
・・・・困ったときは、ちゃんと君に訊くからさ。・・ね?」
自然に そう云う 10代目。
オレはやっぱり胸が締め付けられて
どうしようもなく、この人が 好きだと想うしかなかった。
「ーーはい・・・・・・・・・。」
オレは 一言 漏らして、
そっと空を仰ぐ。
綺麗な星たちが 星雲を作り、瞬いて
胸の奥に灯っていく。
でも この前のような明るさはみられなかった。
きっとそれは
月がでていないせい、だ。
今日は星月夜。
月のいない星空の夜、なのだ。
ふと、思い出す。
忘れていたこと。
「10代目!これっ・・・・」
「え、っ?!」
ビクッ。
一歩前でオレと同じように空を仰いでいた10代目に
オレは突然声をかけて 驚かせてしまった。
失敗した、と思いながら 仕方なく
尚も話を進める。
「あの・・・・この間借りたマフラー、なんスけど・・・・
ありがとうございました!!!今まで、返しそびれて・・すいませんっ」
深々と 頭を下げて 献上するかのようにそれを差し出してみる。
一応 クリーニングに出して、整っている オレンジ色のマフラー。
返すタイミングが合わず、今の今まで返しそびれていたのだ。
「あぁ、・・・そういえば貸してたっけ」
10代目は”別に返さなくてもよかったのに”
と小さくオレへと呟いた。
滅相もありません!
オレは そう言いながら、折りたたまれたマフラーを
10代目の首にそっと巻いた。
10代目は肩をビクッ、と反応させて オレが縮めた距離に
敏感になっていたのだった。
あ、・・・・・・・なんか・・・・この感じ。
いいよな。
オレは心の奥でそう呟いて 再び距離をあけた。
「・・・・やっぱり、似合います」
「ーーーー・・・え?」
自然と零れる オレの言葉に
10代目は 首を傾げてこちらを覗き見ていた。
「ーーーーーーそのマフラーは・・・
10代目のために、きっと作られたんでしょうね」
「・・・・・なに、それ・・・・?」
「あまりに、似合ってるんで」
「・・・な、なに言ってるんだよ・・・君は」
恥ずかしそうに 瞳を細め、頬を赤らめる そのひと。
顔をマフラーに埋めて オレを上目遣いに見つめてくる。
オレの大切な、ひと。
「ーーーーー10代目、オレ・・本当のこと、ちゃんと言ってます!
10代目がこの前おっしゃって下さった事っスよ?」
乾いた笑いを虚空に振りまいて オレは愛しいその人に
はっきりと告げた。
10代目は オレの言葉に大きな瞳をゆっくりと揺らして、
何か言いたげな表情を見せた。
そして。
あの日にも見せてくれた
困ったような笑顔で、 オレへと 一言
言の葉を、落とした。
今度はあの瞬間みたいに 月明りはなかった。
「・・・・・・月が綺麗だね・・・・獄寺くん」
「・・・・・え・・・・?」
月・・・?
今日は、月なんて・・・・・・ない、のに・・・・・
どうして・・・・?
10代目は それ以上、何も言わなかった。
ただオレを真っ直ぐに見つめるだけで。
その、透き通った瞳が、あまりに美しくて。
愛らしい頬が、紅にほんのりと染まって。
オレンジ色のマフラーに顔を僅かに埋めながら、
貴方は確かにそう言った。
オレは、目の前の人の美しさと儚さに
言葉が上手く 見つからずにいた。
「・・・・・はい、そうですね 10代目」
あの、月が浮かび上がっていた夜道に貰った
貴方からの言葉を思い出す。
気づけば自分も 口にしていた。
今は、頭の中が空っぽで ・・何も考えられそうになかったんだ。
意味は違ったとしても ーーーー嬉しくてたまらなかった。
10代目に、
”愛してるよ”
・・と云われているみたいだ。
人は、錯覚だけでこんなにも
幸せな気分になれるんだな。
知らなかった。
オレは あの日10代目がくれた答えと
同じ答えを口にして 薄く微笑んで見せた。
すると、その刹那。
10代目の頬が、先ほどよりも赤く染まっていって
突然10代目は マフラーに顔を全て隠すように
埋もれて、俯いてしまった。
オレはそんな貴方の様を間近で見て、
息が止まるようだった。
「・・・・・・・じゅう、だいめ?」
吐く息が夜空に白い綿雲を作るように立ち昇る。
貴方と少し保っていた距離を縮めて、オレは一歩二歩と
10代目にゆっくりと歩み寄った。
オレの呼びかけと、存在の気配に 貴方は
戸惑うように 肩を小さく震わせて 尚も顔を
隠すみたいに マフラーへと頬をすり寄せていた。
「ーーーーー・・10代目」
そっと、手を伸ばす。
指にマフラーを絡めて、掬い上げるように引っ張る。
解けていく、オレンジ。
長いマフラーの両先を持ち、オレはその人の顔を隠していた
それを 柔らかく 確かに解いて、その人の顔を露にした。
隠すモノがなくなった 10代目の俯いた顔は
星明りに照らされて ぼぉっ、と陽が灯る温かさに包まれながら
少しだけ頼りなく瞳が揺れて光っていた。
目の前に、立つオレに向かって 貴方は。
・・・貴方は、言った。
「今日・・・国語の勉強してたんだ。それで・・・そ、の」
言い辛そうに口を籠らせて、10代目は恥ずかしそうに
肩を竦める。
「ーーーーーー・・・・は、い」
もしかして
・・・もしかして10代目は・・オレと・・・同じ、意味・・・で・・・?
あの言葉を使った真意が知りたかった。
月が出ていない今日という日にいった
あの言葉。
10代目が勉強されていた教科は国語。
もしかして・・・・漱石の書物を読んだ・・・のか?
オレの胸は 高鳴る。
「ーーー・・・獄寺くんも・・読んだんだろ?あの本。
本の貸し出しカードに名前・・・・載ってたよ?」
貴方は 見透かしているように オレへと語りかけた。
苦笑しながら、でも確かな熱をもって・・・オレに。
恥ずかしそうに話す10代目の顔が
緩やかに そして穏やかな空気を作っていく。
一息、貴方は小さく吐いて
胸に手を当てた後 オレを強い眼差しで見つめてきた。
苦しそうに、声を潜めて。
「・・・・・・・ごめん、おれ・・・駄目ツナだから・・・
これが精一杯なんだーーーー・・・・」
迫り来る動悸と戦いながら
貴方は顔を夕焼け色に染め上げて
瞳を大きく揺らしていた。 冬の風が、辺りを通り過ぎていく。
貴方のふわふわした髪が そよ風に掬われて 星の中で瞬いていた。
云わずには、いられなかった。
「−−−−−−−・・・もう一度」
低く、響く自分の声。
貴方を求めるような、オレの声。
「・・・・・え?」
「・・・・・もう一度・・・云って貰えませんか・・?」
嬉しくて、切なくて・・胸が軋む。
いつだって、この胸は
貴方のたった一言で、
どうしようもなく 締め付けられる。
「ごく・・・でらくん・・・・・・・」
「お願いです・・・10代目・・・・・」
言ってーーーー・・・・
この心臓が破裂する前に。
もう一度聴かせてください・・・・。
切迫したオレの表情を見つめて
10代目は僅かに瞳を細めて 声を露にした。
優しく、困ったような あの微笑で。
「・・・・月が綺麗だね、獄寺くん・・・・・」
今夜は星月夜。
月がいない夜空。
けれど貴方は月が綺麗だと オレに言う。
そう。図書室でオレが読んだ あの本を
読んだ 貴方。
その言葉の意味を、知るのはきっと 今
オレしか居ないーーーーーーー、特別な言葉。
「ーー・・・・はい、月が綺麗ですね・・・10代目」
”貴方を愛しています”
ずっと言えずにいた オレの本当。
貴方は、言わせてくれるんですね。
・・・・・・やっぱり10代目は優しいです。
そして オレは
「ーーーーーーでも」
「・・・・でも?」
「貴方の方が綺麗です・・・・・・10代目」
やっぱり
「・・・獄寺くんーーーー・・」
どうしようもなく この人を
愛しているんだと想った。
再び、オレンジのマフラーで
貴方を包み込む腕が、自然と貴方を自分の中に
閉じ込めるように引き寄せる。
それは
通じた心が寄り添うように
通い合うように、想いは 近づき 距離を縮める。
10代目の唇が 次第に近づいてきて
オレの周囲をスローモーション再生するかのように変えていく。
寒空の下、星月夜の晩。
家路につく途中の貴方を、オレンジ色のマフラーで
包み込みながら オレは 一心に10代目を引き寄せる。
柔らかく触れ合った 唇の感触。
星明りに照らされて瞳の端に飛び込んできた
貴方の小さな影。
忘れられない、鮮明な記憶となって
駆け抜ける この一瞬。
離れた温もりが寂しいと思える この幸せ。
切なくて、死にそうなのは
きっとこの先に続く想いに繋がっている。
「ごく・・・・でらくん」
ぼぉっ、と熱が籠った 貴方の艶かしい この瞳が好きだ。
初めて見る 10代目の欠片。
「ーーー・・・10代目、寒く・・・・ありませんか?」
薄く途切れがちに 言の葉を囁いた。
キスしたあとは 何故か人恋しい。
きっと互いの温もりを共有してしまったからだ。
すぐ傍に、相手の温もりがまだ残っていると
淡い期待を胸に留めているせいなんだな。
「・・・・・・・・・寒く、ないよ・・?
獄寺くんが・・・・温めてくれたから」
10代目はそう言った。
素直に、純粋な声で。
でもオレは 嬉しくて・・・どこかもどかしくて。
それだけの触れ合いじゃ、満足出来ないでいた。
「・・・−−10代目は、嘘偽りのない、正直なお方ですね。
でも・・どうか今はーーーオレのために・・優しい嘘を吐いてくれませんか?」
「え・・・・・・?」
「貴方を抱きしめる・・・・口実が欲しいんです」
「ーーーーっ、・・・・・・」
瞬間、瞳を瞠り、オレを見つめる10代目。
頬に赤みが増して 肩が強張った気がした。
「・・・・・・・・・・・君の方が、おれよりよっぽど正直だよ」
10代目は小さく微笑みながら 照れた表情で
オレを見上げた。
潤った その唇を オレに向けるように。
オレの願いを叶えてくれたんだ。
「・・・・・・寒いよ獄寺くん。・・・・温めてーーーー・・・?」
恥じらいながら、たしかな口調で。
貴方はオレに向かってそう言った。
オレは、小さく ”はい”
と返事を返して
強く、貴方を腕の中に閉じ込めた。
抱きしめた瞬間、オレは想う。
限りあるオレの命 全てをかけて
この人を、愛し抜こうと
この、星明りに オレは誓う。
守り抜いてみせる。
この想いも、誓いも、そして・・・・
オレの愛しい人も。
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クリスマス記念小説です。随分遅くなりましたが、
楽しんでいただけると幸いです。
”静”と”動”をモチーフにしてます。
静は周囲・時間の中に雰囲気を滲ませています。
動は獄寺やツナの心の中に勢いや感覚を含ませています。
クリスマスとは縁遠い話になってしまいましたが、
いちおう冬をイメージしてるんで許してください。
夏目漱石の言葉を一部引用しています。
詳しく知りたい方はお勉強してみるのもいいかもですvv
それではこの辺で失礼します!!!
青井聖梨 2009.1.11